日本共産党は、4月に行われた区長・区議選で大軍拡・大増税反対、賃上げと福祉の充実で暮らしを守れ、学校給食費無償化の継続など子育て支援、若者が希望を持てる社会を、と訴えてきました。
選挙後初の区議会での4年ぶりの代表質問では、選挙で区民は何を選んだのか、今後区政をどう進めるのか、保坂区長の考えをただしました。区長は「憲法で保障された基本的人権と平和を守る役割は自治体の責務」として平和、暮らし、人権を守り、住民自治を発展させる区政の方向を示しました。
かねてより要望の大きかった補聴器の購入費助成制度。いよいよ世田谷区でも来年度実施に向けての検討が始まりました。
・世田谷区の答弁
「令和6年度からの実施に向けて検討」
「補聴器を装用する際、聞こえの状況の把握、適切な補聴器の選定及び適合調整はもとより、購入後のアフターケアも含めた丁寧な対応が必要」
日本共産党は一般質問で、今年10月からのインボイス制度導入による区内中小業者や個人事業主への影響を区長はどう考えているのか認識をただし、区長会で区内業者の声をしっかりと届け議論すること、国に意見をあげることを求めました。
保坂区長は「早い段階で特別区長会で意見を言うべく準備をしていきたいと思います。問題提起をして議論が深められるよう取り組んでまいります。」と答弁しました。
区議会にインボイス制度の見直しを国へ求める陳情が出されました。(各会派の態度は表参照)。日本共産党は採択を主張しましたが、結果は継続となりました。
【国に対し、適格請求書等保存方式(インボイス制度)の延期・見直しを求める陳情】
※採択と趣旨採択〇 継続△ 不採択× 結果は継続
【介護保険利用者2割負担の対象拡大を行わないよう国に意見書の提出を求める陳情】
※採択と趣旨採択〇 継続△ 不採択× 結果は継続