2020/04/16
4月16日、日本共産党区議団と地区委員会は、世田谷区保坂展人区長へ「新型コロナウイルス感染対策に関する申し入れ」を行いました。3月11日、4月6日に続く3回目の申し入れです。申し入れは、補正予算の編成を視野に、PCR検査体制の強化と、緊急経済対策を急げと言うことを中心に、中小零細業者・フリーランス支援、介護・障害者事業所支援、子ども関連、その他各分野からの要望を伝えました。区議団と日本共産党世田谷地区委員会は、この間区内の介護・保育・学校・障害・東京土建・民商などのみなさんから聞き取り調査を行い、区内での各分野の状況や要望をまとめてきました。
保坂区長は、医師会の協力も得て、「検体センター」を設け検査数の倍増を図っていく。検査体制を強化する中で検査件数が伸びて、その結果感染者数が増えている。これは感染者を医療につなぎ、命を守るということが進んでいるということを、区民に知らせていきたいなどの問題意識を示しました。また、東京都に対する保健所の業務に関する要望も出され、参加した里吉都議も東京都に求めていくと受け止めていました。
また、緊急融資も受付予約が2000件を超えてしまうという中で、信用金庫などの窓口で取り扱えるようにしてスピードアップを図るなど対策を打ってきた。などのコメントがありました。
融資の状況について、4月22日の区議会区民生活常任委員会では、17日現在で融資あっせん数は705件、利用申込みの予約者数は約2400人。処理件数を増やすために金融機関の代理申請と郵便申請へ切り替え、1日60件から200件以上に処理件数を拡充すると報告がありました。
引き続き、区民のみなさんの声を聞き、区の政策に反映させていきたいと思います。