2021/01/08
1月8日、里吉都議と日本共産党世田谷区議団は、保坂世田谷区長に対し「新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急申し入れ」を行いました。
世田谷区が率先して高齢者施設などを一斉にPCR検査を行う「社会的検査」は、無症状の感染者をいち早く見つけ、クラスターを抑止する重要な成果を上げています。一方、感染者激増、緊急事態宣言発出の中、保健所や医療機関は逼迫しています。保健所は年末年始も、連日日付が変わるまで働き、職員の披露・ストレスは甚大で、保健所機能は限界です。医療機関も入院調整は困難を極め、区内でも入院待機者は数十名と聞いています。今後、保健所機能を維持・強化しながら、PCR検査を拡充することと、緊急事態宣言による事業・雇用の打撃から区民のくらしを守る積極的な取り組みを求めました。
保坂区長は、PCR検査のプール方式について、感染が広がる中で、地域まるごと検査しなければならない事態だ、国も近く認めるだろう、当面都の補助金を使ってスタートさせると述べました。また、都が行なう医療やホテルへつなぐところが詰まっており、2日程度かかっていると現状を述べました。
「暮らしの総合相談」の利用件数が少ないという指摘に対し、「PRして必要な人に支援が届くようにしたい」と述べました。