09年7月都議選報告・結果

2009年７月都議選

世田谷での都議会議員選挙の結果について

2009年7月13日　
日本共産党世田谷地区委員会

一、７月１２日投票の東京都議会議員選挙で、日本共産党のたぞえ民夫候補が当選し、ひきつづき世田谷での都議会の議席を維持することができました。ご支援いただいた多くの区民のみなさん、奮闘された支持者、後援会員、党員のみなさんに心から感謝します。

一、世田谷選挙区は、定数８を有力１１人が横一線であらそう大激戦となりました。「自民か民主か」を押しつける「政権選択」キャンペーンのもとで、本当の対決軸が自民・公明・民主など「オール与党」と日本共産党の対決にあることを正面に押し出してたたかいました。民主党への突風が吹き、世田谷でも東京全体でも民主党は大量に当選しました。これは、自民・公明政権がすすめてきた悪政に対する国民の大きな怒りの現れであり、政治の中身を変え、新しい政治をつくろうという政治プロセスの第一歩です。
　たぞえ民夫候補は、７５歳以上の医療費の無料化や都立梅ヶ丘病院の存続と小児医療の拡充、３０人学級の実現など、都民の切実な要求を公約に掲げて奮闘しました。また、１メートル１億円の外環道建設に象徴される巨大なムダづかいをただし、「都民の税金はくらし、福祉、医療に」と訴えてきました。
　今回の都議選では、外環道や都道２６号線、二子玉川再開発、都立梅丘病院など３つの小児病院の存続、高齢者医療費の無料化、食品安全など切実な要求実現のミニビラを活用して、攻勢的なたたかいを展開しました。その結果、投票率が前回より１３％近く上がり、民主党に突風とも言える風が吹くなかで、たぞえ民夫候補の得票を2,887票伸ばすことができました。たぞえ民夫候補の勝利は、こうした切実な要求の実現を願う多くの区民の期待の現れです。ひきつづき公約実現に向けて全力でがんばります。

一、解散・総選挙が目前に迫りました。国民のくらしがかかった選挙であるとともに、日本の進路が大きく問われる選挙です。都議選の教訓をふまえて、力一杯奮闘します。みなさんのひきつづくご支援、ご協力を重ねてお願いいたします。

2009年　都議選候補者別得票数・率
	順位	候補者氏名	党派名	得票	得票率
当	1	関口　太一	民　主	59,277	15.61%
当	2	山口　拓	民　主	55,199	14.54%
当	3	花輪ともふみ	民　主	40,050	10.55%
当	4	三宅　しげき	自　民	35,271	9.29%
当	5	栗林のり子	公　明	30,520	8.04%
当	6	西崎　光子	公　明	30,520	8.04%
当	7	たぞえ民夫	共　産	28,386	7.48%
当	8	中島よしお	公　明	27,321	7.20%
落	9	真鍋よしゆき	自　民	26,874	7.08%
落	10	田代ひろし	自　民	24,161	6.36%
落	11	後藤　雄一	行　革	24,058	6.34%

2009年　党派別の得票数・率
党　派　名	得票数	得票率
日本共産党	28,386	7.48%
自　民　党	86,306	22.73%
民　主　党	154,526	40.70%
公　明　党	57,841	15.23%
生活者ネット	28,577	7.53%
行革110番	24,058	6.34%

日本共産党都議団の役員体制
団長・幹事長	吉田　　信夫
副幹事長	清水　ひで子
政調委員長	大山　とも子
政調副委員長	たぞえ　民夫

2005年７月都議選

やりました！　当選です!!　（05.7.4）

　みなさんのご支援で、４年ぶりに議席を回復できました。みなさんの声を都政に生かすために、全力でがんばる決意です。
　当選の翌日、さっそく三軒茶屋駅頭で宣伝しました。
　地域や青年・学生の後援会のみなさんが応援に駆けつけてくれ、１０人あまりに。「よかったですね」と若い女性が駆け寄ってきて、握手を求められました。
　私は「これから都議会の場で石原都政と『オール与党』による都民いじめと正面から対決します」と決意を表明しました。子ども救急病院と３０人学級の実現、介護の充実など公約の実現に全力でがんばります。
　引き続くお力添えをよろしくお願いします。

たぞえ民夫さんの議席を回復

　日本共産党世田谷地区委員会
2005年7月4日

　7月3日投票の都議会議員選挙で、日本共産党は世田谷でたぞえ民夫候補が勝利し、４年前に失った都議会の議席を回復することができました。
　日本共産党の都議の議席を失ったこの４年間、世田谷では都立母子保健院の廃止に代表されるように、石原都政と「オール与党」による都民いじめの攻撃にさらされてきました。世田谷での日本共産党都議の議席の回復は、石原都政と「オール与党」による都民いじめを許さず、切実な区民の願いの実現にとって、きわめて貴重な成果です。
　今回の都議選は、この四年間におこなわれた2つの国政選挙で政党間の力関係が大きく変化したもとでのたたかいでした。日本共産党の世田谷での得票率は、2003年の総選挙の比例代表選挙で7.21％、2004年の参院選の比例代表選挙で7.26％まで押し込まれました。そういう条件のもとでのたたかいで得票率を9.05％に前進させることができました。
　日本共産党世田谷地区委員会は、たぞえ民夫都議会議員を先頭に子ども救急病院や30人学級の実現、小型の特養ホーム建設など、選挙中にかかげた公約の実現をはじめ、区民要求実現へ全力をつくします。また、この勝利を力に、世田谷区民のみなさんの期待にこたえる日本共産党の新たな前進、区民と深く広く結びついた強く大きな党をつくるためにがんばります。引き続く、ご支援、ご協力をお願いいたします。

2005年　都議選の結果